FN1242Final


2015年04月29日 FN1242Final


このところ頒布の作業に追われて全く自分の時間が取れませんでした。
ようやく落ち着いたのでかねてから作ろうと思っていたFN1242Finalを組みました。
FN1242付きのセットはギリギリOUTで買えなかったので基板だけを買ってICは手持ちの残り少ない中から回しました。

まずはフラットパッケージの半田付けからです。半田付けは大好きなので0.5mmピッチでもさして苦にはなりません。
フラックスを塗ってコテにたっぷりハンダを付けて流しハンダで付けます。ブリッジやショートが沢山出来ますが気にしません。
コテを拭ってフラックスを塗りブリッジしている部分に当ててpinの外側に向かってコテを引けばだいたい取れます。




次に背の低い部品を取り付けていきます。






最後にコンデンサー等を取り付けておしまい。







マルチ実験ユニット君(パンチングメタルに電源スイッチとヒューズを付けただけ)に。移植して電源ON、緊張の一瞬です。
問題なく一発で音出しOK!
しかしもっさりしてきげんの悪い音ですね、電源の電解コンデンサーが大きすぎる時の典型的な音がします。反応の遅い音ですね。
エージングしてないししょうがないか。
1時間ほどエージングをするとまあまあ聴ける音になってきました。






PowerD_Rev2基板に黒ミューズを載せてみました。
おー、全然違う。ダンプの効いた覇気のある音になりました。基板とコンデンサーを一変に変えてしまったのでどちらの効果かはっきりしませんが、
PowerD_Rev1との違いが大きい様に思います。






今度はFilter基板を投入しました。
これこれ、ノイズレベルが一気に下がって音の粒立ちが良くなります。
静けさの反面瞬発力があってガッツのある音になります。






これがPowerD_Rev1とPowerD_Rev2、大きな違いはスルーホールを開けたこと、表裏を繋いでよりインピーダンスを下げるのが狙いです。
ばっちりうまく行ったみたい、期待通りの音になりました。
次は各電源をLED電源にしようと思います。ゴールデンウィークに頑張ろう。








2015年05月9日 FN1242FinalをLED電源化する


まずは3端子レギュレーターで音出しをしていましたが、LED電源化してみました。
うーん、これこれ、やっぱり3端子じゃだめですね。
LED電源化するとぐんと情報量が増えてクリアーな音になります。

5VはVFの高い青LED2個で作りました。

使ったLEDは、以前秋月で売っていた19-213UBCというチップLEDで今ではDIGIKEYやAlibaba.com、マウサーにしかありませんね。
http://www.digikey.jp/product-detail/ja/19-213UBC%2FC430%2FTR8/19-213UBC%2FC430%2FTR8-ND/2691508

これは、VFが3.8V-4.5Vと高く、006Pの9Vに1kΩを繋いでテストすると2.9V程度になり、これ2個で5.8Vになるので
トランジスタのVbeを引いて実際に出てくる電圧は5.01Vとなりました。バッチリですね。

3.3VはVFの低いLED2個で作りました。
使ったLEDはhttp://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00604/でまだ秋月で売っています。これだけだとちょっと足りないので
小信号用ショットキーダイオードを入れて3.28V、220Ωを100ΩにしてLEDへの電流を増やすと3.38V、2.4%のずれですから良し
としましょう。

VFの高いLEDを探してみました、RSで以下の2つが見つかりました。
Kingbright KP-1608VBC-D

Vishay VLMB1300-GS08

この辺も良さそうですね。

3端子ToLED基板の作り方はここ→
3端子レギュレータtoLED電源変換基板140um

LEDの取り付け向きはここ→78xx実際の基板へのLED取り付け方法です78xx。













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